パパイヤpapaya 巨大なオッパイの連想
マレイシアの輸出果物の代表マレー語ではbetikですが、パパイヤで通じます。一年中あって、最も気軽に 食べられる果物です。マレイシアの輸出果物の代表です。といってもシンガポールに トラックで運べばいいのですから簡単です。パパイヤは熱帯アメリカが原産で、16世 紀にスペインの探検隊によりヨーロッパ人に知られることになり、世界中に伝播した 果物です。彼らは、この果物を初めて見たとき、母親の乳房を連想したそうですが、 巨大なオッパイ状の果実が鈴なりにぶらさがっていますし、幹から白い汁液が出ます から、とてもいい連想だと思います。日本では沖縄で栽培されています。学名は Carica papayaです。
生長が非常に早い植物パパイヤは生長が非常に早い植物で、種を播いて１年もすれば、実がなります。木 で熟すのを待っていると、鳥、コウモリ、リスが先に食べてしまいます。おもしろい ことに、これらの動物は、パパイヤの糖分が最ものっている果実の先の部分から食べ ます。パパイヤの種子が果実の中で発芽してモヤシになっているのをまれに見ます。
オススメは、エキゾチカという品種果実には４Kgもある大きなものもありますが、大きいのは味は落ちます。味の点でお 奨めなのは、エキゾチカという品種です。果実の大きさは１Kg程度、洋梨型で五角形 の感じが残っています。ソロとかハワイアンと言うのもお勧めです。果実の６、７割 が黄色くなった時が食べ頃です。市場のおばさんに、明日食べるのはこれ、今日食べ るのはこれと、熟し加減を選んでもらうと良いでしょう。熟したパパイヤは、柔らか です。「パパイヤの切れない包丁」は「救いようのない大なまくらの役立たず」だと 私は思います。冷やしたパパイヤを皮を剥かないで、縦に半分に切って、中に詰まっ ている黒い種子を掻き出し、レモンやライムを絞って味をひきしめて、スプーンです くって食べるのがお奨めです。
消化酵素を含みビタミンが多い消化酵素を含みビタミンＣとベータカロチン（ビタミンＡ）が多いので、在馬ＫＡＷ ＡＮ会員はたくさん食べています。 パパイヤの果肉は、黄色から赤っぽい色をしていて、適当に柔らかくて水分があ り、あっさりとした甘味があります。ときには特有の臭いがあり、苦味のあるものが あります。未熟の堅い果実は漬け物や煮物に、もう少し熟したものは人参の代わりに してサラダに色を添えるとよいでしょう。
ニキビやソバカスにも効果パパイヤは、未熟な果実を切ったり、葉を折ると、切り口から出る白い汁液に、タン パク質分解酵素のパパインを含んでいます。これは、精製して肉の軟化剤とかビール の混濁除去剤として使用されています。パパイヤの皮を剥いているとき、手がぬるぬ るするのはパパインが手の皮を溶かすからかもしれません。フィリピンでは、イボや ウオノメを取るのパパイヤの乳液を使うそうです。また、ニキビやソバカスにも効果 があるとして、化粧品にも使われているとのことです。
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普通の家の敷地に育っているのはよく見るが、パパイアの畑はあまり見ない。
形はいろいろ、大きいので２Ｋｇ弱小さいのは１Ｋｇ位
ゼリー状の膜に包まれた黒い種がいっぱい入ってます。