ランブータンの兄弟分
原産地はマレー半島あたりプラサンは、ランブータンの短髪兄貴？ｏｒ弟ぶんです。原産地もマレー半島あたりとランブータンと同じです。学名はNepherium mutabileです。
タマゴ位の大きさの果物ランブータンの様な長い毛はなく、毛の根元が長めのイボイボになって密集して皮を覆っています。毛と皮の色は濃い赤紫～緑色で横に押しつぶした感じのタマゴ位の大きさの果物です。果物の大きさも果肉の味もランブータンと同じです。ＤＢの判定ではランブータンより上等だそうです。
黒人のランブータン？マレー語にはいろいろな呼び名がありますが、Ｒａｍｂｕｔａｎ Ｋａｆｒｉ黒人のランブータンの意味だそうで、ちぢれた頭髪に似ているところをうまく表しています。
昔は、ろうそく代わりに食べる部分の白い果肉と種子が離れ易いと本には書いてありますが、そうでもありませんでした。また種には脂肪が多く含まれているのでろうそく代わりにしたと書いてありましたので種を乾かして取っておきましたが、試す機会はありませんでした。
５０センの切手にも
カンポンの庭先では昔から栽培されていたとのことですが、栽培が少なく、市場に出る様な果物ではないようです。ＫＢもマレイシア農業開発研究所（ＭＡＲＤＩと略します。ＫＢのマレイシアでの本拠地）の農場で始めてみました。マレーシア原産の幻の果物と言ったところです。そのせいかどうか５０センの切手になっています。タイ、インドネシア、フィリピンにもあるようです。
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果実は集まって枝についている。たいてい、脇には発育中止の小さい実がついています。
プラサン（左側）とランブータン（右側）。プラサンは葉っぱが細くて小さい。
