バウヒニア
2010年3月27日英名 Bauhinia、Butterfly tree 白い花のをWhite Bauhinia、赤い花のをRed Bauhiniaともいいます。 学名 Bauhinia spp. 日本名 モクワンジュとかソシンカ 中国名 紅花羊蹄甲 紫羊蹄甲 高さ数メートル位になるマメ科の木で白や、黄色、紫赤の大きな目立つ花が咲くので街路や庭に植えられています。蔓になる種類がマレイシアにはあります。 この仲間は多数あって由来地は東南アジア、インド、アフリカ 南アメリカが記されています。暖かいところでは常緑です。 5枚の花弁の根元のほうが細くなっているのや、花弁に筋がはっきり見えるのやいろいろあります。花のあと豆の鞘がぶら下がります。 
名前の由来 丸みを帯びた葉の先がくぼんでいてちょうど牛の蹄の様に見えます。 牛の足先を良く見るチャンスはなかなかないですが、この形を軍配のようにという表現もあります。軍配は相撲の行司の持ち物ですからTVでよく見てください。 ブラジルの名前はUnha de vaca （牛の蹄の意味）、それでブラジルの日本人で短歌を作る人たちは牛蹄花といっていました。 葉先の分かれている様子を牛の足に見立てるか羊に見るか、蝶の翅に見るかどれもいい線いってます。それに対して日本語の名前は私にはわからないです。 Bauhiniaという属名のところは16世紀のスイス人植物学者兄弟JohnとCasper Bauhinに由来します。  街路樹
香港の花 香港を代表する花 Hongkong Orchid Tree （Bauhinia blakeana）は香港で見つかった紫がかった桃色のきれいな花の咲く種類です。 豪華な花なのでオーキッドツリーともいい、よい香りがすると書いてあります。 これは香港原産の種間交雑種です。 学名の後ろのほうのblakeanaは香港提督（1898-1903年）で植物愛好家のSir Henry Arthur Blakeに由来します。 1965年に花を国章のデザインに取り込み、その後、1997年香港が中国に返還されてから旗やお金にこの花がデザインされています。 野菜 チェンマイで雇った車の運転手がこの木の葉を食べると教えてくれましたが、インド、タイ、インドネシアでは若葉や芽、若い莢を野菜としてゆでて食べるそうです。 白い小さめの花をつけるB.malabaricaは酸っぱい味がするそうですが、私はまだ試したことがありません。 バウヒニア続きはここ
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