カンポンボーイの果物散歩
花と番外編ー続き 1

葉の形


   この枝についている葉の先がへこんでいるところをなんと見るかでいろいろの名前が付いている。
   日本では袴に見立ててハカマカズラ(Bauhinia japonia)(筑波実験植物園で写す)というのがあります。これは暖かいところの植物で琉球では珍しく無い様ですが、九州、四国にも少しあり、北限は紀伊半島です。
タイ原産のバウヒニア アウレイフォリア(Bauhinia aureifolia)(筑波実験植物園で写す)には茎に毛が生えています。

バウヒニア アウレイフォリア ハカマカズラ


香港の紙幣



香港のお札には2箇所にバウヒニアが描かれています。






女学生
  大学に新入生が入ってくる頃になると、新入生歓迎コンパをやる費用を稼ぐためだそうですが、妙な格好をさせられた新入生が街に繰り出して、カンパしてくださいとやっていました。
  そんな時期、交差点で止まった車に向かって分離帯の上から元気のよい女学生がバウヒニアの苗を買って頂戴と声をかけていました。シャツにはBiologiaと印刷されていたし、おでこのペインティングもBiolと書いてあるので、地元の大学で生物学を勉強している学生たちです。 そういえば職場の若いお兄さんが大学に合格し、お祝いということでおでこの上辺りの髪を刈られ、刈られたところに大学名の略字を白い粉で書かれていました。 皆でおめでとうと言って頭を触りました。彼は一応ニコニコして喜んでいました。ちょっと荒っぽいお祝いです。

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